みなさんこんにちは。しずてつストア ワインクラブ ナビゲーターのNORIZOです。
今回もワインに合う手軽で簡単に作れるおつまみ【ワインの友】をご紹介。しずてつストアの店舗でご購入できる食材を使って、ワインがさらに美味しくなるおつまみレシピをご紹介していくコーナーです。
こちらの内容は、しずてつストア公式LINEでもワインに合うお料理レシピを発信されている、料理研究家の福島さやかさんにご考案いただいております。
今回ご紹介する食材は「ウィンナー」です! 丸大食品の<燻製屋 熟成あらびきポークウインナー ホワイト>を使用します。
そのまま食べても美味しそうなこちらのソーセージが、いったいどんな「ワインの友」に変身するのか?
早速そのレシピを見てみましょう。
ドイツのおつまみ“カリーブルスト”
2人分のレシピ
ウィンナー 1袋
(A)
ケチャップ 大2
ウスターソース 大1
はちみつ 小1
にんにくすりおろし 小1/2
サラダ油 小1
カレー粉、ドライパセリ 各少々
① ウィンナーは一口大に切る。
② フライパンにサラダ油を入れ、ウィンナーにうっすら焦げ目がつくまで焼き、(A)を加えて全体を混ぜ合わせる。
③ 器に②を盛り付け、カレー粉、ドライパセリをふる。
タイトルにある「ドイツのおつまみ “カリーブルスト” 」 って一体何のことでしょう?
カリーブルストとは、ドイツのベルリン発祥のソーセージ料理のことです。
焼いたソーセージの上に、スパイシーなケチャップとカレー粉をまぶしただけの単純な料理なのですが、現地ではずっと人気の一品だそうです。
ウィンナーを切ってフライパンで味付けするだなんて、とってもお手軽に作れちゃうおつまみですね。
合わせて美味しいオススメのワイン
ドイツのお料理と聞くとビールと一緒に楽しみたいところです(笑。 が、この「カリーブルスト」に合うワインはいったいどんなワインでしょうか。
この一皿のポイントはやはり「カレー風味」でしょう。そして、ウィンナー自体が「燻製ブラックペッパー仕立て」ということも相まって、全体的にしっかりした骨格の、スパイシー感のあるイメージの赤ワインを合わせるのが美味しいとのではないでしょうか。
スパイシーな赤ワインといえば、やはり「シラー」を連想します。
シラーはフランスのローヌ地方原産の黒ブドウ品種です。フランスの他にも、オーストラリアで主に栽培されていて「シラーズ」と呼ばれてます。
その香りは黒コショウに例えられ、今回のウィンナーの燻製香とも相性がよいです。
また、味わいはスパイシーで、フルボディ、濃い色合い、タンニンの多さが特徴です。
ワインクラブでは、そのシラーを使用した今回のおつまみにピッタリな赤ワインをご用意しています!
こちらのワイン「ラ・ベルジェリ 2021 AOPコスティエール・ド・ニーム」は、シラーとグルナッシュが主体のローヌの赤ワインらしい1本です。
ちなみに、この「コスティエール・ド・ニーム」というエリアはローヌ最南端のアペラシオンです。冷涼で乾燥した北風のミストラルと、地中海からの海風が吹き込み、完熟ぶどうの果実味と爽やかさを兼ね備えた上質なワインが生み出される地域です。
しっかり感と上品さを併せ持つ味わいで、今回のカリーブルストとまさに相性ばっちりな赤ワインなんです。
この他にも、同じくローヌの赤ワイン「シニャチュール・パルセレール AOPラストー ラ・ブリュヌ 2018」のご用意もございます。
フランスのローヌのシラーにも、いろいろな個性のワインがあります。ご自身のお好みのシラーを見つけてみてください!
今回はドイツのおつまみ「カリーブルスト」と「ローヌのシラー」のペアリングのご紹介でした。
私も早速チャレンジしてみたいと思います!